上野学園 石橋メモリアルホール ここに再び 楽興の時が刻まれる
過去の公演

2012年9月16日(日) 12:00~13:00(予定) 【上野学園 石橋メモリアルホール】
エデュケーション・プログラム 藤倉 大 + アルディッティ弦楽四重奏楽団
青少年のための公開ゲネプロ

出演

アルディッティ弦楽四重奏団
ジェイク・アルディッティ(カウンターテナー)
ヒルダ・パレデス(作曲家)

公演内容


この《青少年のための公開ゲネプロ》では、アルディッティ弦楽四重奏団、ジェイク・アルディッティ、メキシコ人作曲家のヒルダ・パレデスによる「リーディング・セッション」を、15~35歳までの若い世代の皆さまに公開いたします。

「作曲者に聞けたら、聞いてみたい」
そんなことを感じたことはありませんか?

「演奏 performance」は、残された楽譜から演奏者が引き出す行為という観点で、
「解釈 interpretation」ということがあります。
演奏者が、楽譜を読み解いて、どう「解釈」するか…、
もう、これは永遠のテーマですね。
音符に込められた意味を理解する方法はいろいろあるでしょう。
分析したり、由来を調べたり…。

でも、果たしてその楽譜に書かれていることが、作曲者が意図した全てなのでしょうか?
作曲者は、「ああしたい!」「こうしたい!」ということを、100%書き込めるのでしょうか?

クラシック音楽の多くは、過去の作品ですから、演奏者が作曲者に質問もできないし、
その意図をくみとることは、まずできません。

しかし!
現代音楽は、違うのです。
作品は、同じ時代に生きている作曲家たちによって作られています。
だからこそ、新作発表時には、演奏家と作曲家が幾度も対話を重ね、
一つの作品を創り上げ、磨き上げるプロセス(=リーディング・セッション)が繰り返し行われます。
作曲者が、演奏者とセッションを重ねるうちに、内容を変えたりすることも当然起こります。

この公開リハーサルでは、そんな作曲者と演奏者の、本番を控えたやりとりを、特別公開します。
第一線で活躍する音楽家たちの芸術観や人生観も垣間見られる貴重な機会です。
ぜひご参加ください!


日 時:  2012年9月16日(日)12~13時(予定)
対 象:  音楽に関心のある青少年
      15歳(1997年生)~35歳(1977年生) 100名

料金

無料。事前応募制。申込者多数の場合、抽選。8/24締切。

こちらの専用オンラインフォームよりお申込ください。

  • 応募者多数の場合、抽選とします。抽選結果は、2012年9月2日(日)までにご登録いただいたメールアドレスにご連絡いたします。
  • 1回のお申込で、2名様までご応募いただけます。
  • アーティストの希望により、公開リハーサル時間が変更になる場合もございます。予めご了承ください。
  • 携帯電話のメールアドレスをご登録の場合、「@uenogakuen.ac.jp」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。メールが配信出来ない場合は、お申込みを無効とさせていただく場合がございます。
  • ご来場の際には、公共交通機関をご利用ください。自転車、車でのご来場はご遠慮ください。


主催・問い合わせ

主催:上野学園 石橋メモリアルホール
Tel03-3843-3043 (平日10:00-17:00)
Fax03-3843-6254
〒110-8642 東京都台東区東上野4-24-12 学校法人上野学園内

企画:上野学園大学音楽文化研究センター
招聘:株式会社オカムラアンドカンパニー
後援:ブリティッシュ・カウンシル
助成:大和日英基金
協力:Wigmore Hall、公益財団法人せたがや文化財団音楽事業部、津田塾大学 津田ホール、一般社団法人日英協会

その他

藤倉 大の新作《フレア》日本初演 ―― 英国作曲界の最新情報を発信!

上野学園 石橋メモリアルホールは、ロンドンの室内楽の殿堂、ウィグモア・ホールWigmore Hallと2011年より共同事業制作を開始しました。 第1 回目として、これまでウィグモア・ホールが独自で行ってきた作曲委嘱事業 「Wigmore Commissions」に上野学園 石橋メモリアルホールが参画し、ロンドンを拠点に活躍する気鋭の作曲家、藤倉 大に、アルディッティ弦楽四重奏団のための作品を共同委嘱し、新作《フレア Flare》の世界初演が2011年2月3日にウィグモア・ホールにて行われました。この藤倉作品の日本初演をメインとし、英国を拠点に活動するメキシコ人作曲家、ヒルダ・パレデスの《カンシオネス・ルナティカス》には、英国新進気鋭のカウンターテナー、ジェイク・アルディッティも加わります。英国人のブライアン・ファーニホウが英国有数の室内楽賞を受賞した《弦楽四重奏第6番》も日本初演されます。

英国発の最新作群と、この公演のために編曲されたバロック名曲を配した、一回限りの異色のプログラムをお楽しみください。なお、ウィグモア・ホールの当シリーズが日本人作曲家に委嘱したのは、今回の藤倉が初めてです。

今後も上野学園 石橋メモリアルホールとウィグモア・ホールは、文化を通じた二国間の架け橋にとして、地域社会に豊かにする画期的な教育プログラムの実践、新進気鋭の音楽家たちが様々な聴衆に出会う機会、そして未来の音楽家と聴衆の育成をするための地道な事業を共同で行ってまいります。

日本初演は、2012年9月16日(日)です。詳細は、こちらからご確認ください。


※画像をクリックするとチラシがダウンロードできます。
藤倉大アルディッテイ弦楽四重奏団.bmp



世界初演公演の様子、プログラムはこちらからご覧ください
http://www.ishibashimemorial.com/stagedoor/gallery/201102/000305.html
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