上野学園 石橋メモリアルホール ここに再び 楽興の時が刻まれる
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2015年8月2日(日) 14:00開演(13:30開場) 【上野学園 石橋メモリアルホール】
合唱団フォンス・フローリス 第8回コンセール・スピリテュエル
~グラン・モテの系譜

出演

合唱:合唱団フォンス・フローリス

管弦楽:古楽アンサンブル コントラポント
指揮:花井哲郎
ソプラノ dessus: 花井尚美 田村幸代
アルト haute-contre:中嶋克彦
テノール taille:根岸一郎
バス basse:春日保人
ヴァイオリン・ヴィオラ violons:小野萬里 大西律子 長岡聡季 丹沢広樹 阿部まりこ 上田美佐子 深沢美奈
バス・ド・ヴィオロン basse de violon:十代田光子 西澤央子
ヴィオローネ violone:櫻井茂
トラベルソ flu*te traversie*r:国枝俊太郎 菊池香苗
オーボエ hautbois:尾崎温子 森綾香
ファゴット basson:鈴木禎 安本久男
テオルボ the*orbe:金子浩
オルガン、チェンバロ orgue, clavecin:上尾直毅


合唱団フォンス・フローリス
フランス・バロックの宗教音楽を専門とする合唱団。フォンス・フローリス古楽院の受講生、また花井哲郎指導団体が中心となって、2006年にプロジェクト合唱団として発足、2011年より独立した合唱団として再スタートした。東京と関西でそれぞれ練習を進め、合同で演奏会を開催する。フランス語的なラテン語発音、イネガルや装飾法など、フランス・バロックに固有の演奏法にこだわって練習に励んでいる。今まで、シャルパンティエ、リュリ、ド・ラランドらの、主にグラン・モテ(大規模宗教作品)を演奏してきている。
ホームページ http://www.fonsfloris.com/choeur/index.html

古楽アンサンブル コントラポント
花井哲郎をリーダーとして2005 年に結成された古楽声楽家、古楽器奏者によるアンサンブル。17 世紀を中心に、後期ルネサンスからバロックの宗教音楽をレパートリーとする。2010 年に合唱隊を併設。プログラムによって、各パート一人ずつの器楽・声楽によるアンサンブル、ア・カペラの合唱、そして独唱、合唱にバロック・オーケストラという形態まで、それぞれの作品にふさわしい編成をとる。作品の持つ可能性を最大限に引き出すために、時代・地域に固有の演奏様式に徹底的にこだわった演奏、また声楽家と器楽奏者が音楽のみならず「音」そのものに対するイメージを共有して、各自の独創性を生かしながらも「対位法的。に」一体となった演奏を目指しているこれまで取り組んできた音楽は、ビクトリア、ジェズアルドといったルネサンス音楽、ガブリエリ、モンテヴェルディなどヴェネツィア宗教音楽の黄金時代、ドイツ・バロックの3大Sシャイン、シャイト、シュッツ、スペインのビリャンシコと18世紀イエズス会宣教時代ラテン・アメリカの宗教作品、フランス・バロックの作曲家。シャルパンティエ、デュ・モン、クープラン、ド・ラランドなど、多岐にわたる。
ホームページ http://www.fonsfloris.com/c

公演内容

アンリ・デュモン「バビロンの流れのほとりで」
Henry Du Mont (ca.1610-1684), "Super flumina Babylonis"
ミシェル=リシャール・ド・ラランド「主に向かって新しい歌を歌え」
Michel-Richard de Lalande (1657-1726), "Cantate Domino canticum novum"
アンドレ・カンプラ「神はわたしたちの避けどころ」
Andre Campra (1660-1744), "Deus noster refugium"
ジャン=ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル「深い淵より」
Jean-Joseph Cassanea de Mondonville (1711-1772), "De profundis"


17世紀から18世紀にかけて、バロック時代のフランスでは、グラン・モテ(大規模なモテット)と呼ばれる宗教音楽のジャンルが発展しました。これはルイ14世を中心とした宮廷でのミサの中で、いわゆるミサ曲に代わって演奏された、独唱、合唱、管弦楽からなる一種の教会カンタータです。主に旧約聖書の詩篇をその歌詞として、起伏に富んだ詩篇の内容を、オペラさながらの劇的な音楽に作曲したものです。フランス宮廷では宮廷礼拝堂副楽長が実質的な教会音楽のトップとして、グラン・モテの作曲と演奏にあたりました。この演奏会では歴代副楽長の作品を取り上げます。グラン・モテ草創期のデュ・モン、グラン・モテの完成者ド・ラランド、劇場音楽にも秀でたカンプラ、そしてグラン・モテに関しては同時代のラモーをも上回る人気のあったモンドンヴィルと、時代順に4人の代表的作曲家の作品をお聴き頂けます。


20150802フォンスフローリス.png

※※画像をクリックするとチラシがダウンロードできます。

料金

全席自由
前売/一般3,200円 当日/一般3,700円 学生/2,500円
※学生券は、学生証を提示のうえお求めください

チケット

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650(セブンイレブンでの引き取り可能)
東京古典楽器センター 03-3952-5515
スペース・セント・ポール(東京カテドラル内) 03-5981-9009
サンパウロ(「四谷」駅前) 03-3357-8642

主催・問い合わせ

問い合わせ:フォンス・フローリス 大塚(10~17時)
mobile:090-2525-0874 Email: otsuka@fonsfloris.com

主催:フォンス・フローリス  合唱団フォンス・フローリス

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