12/22(水)
【公演特集記事】 孤高の名器、ティールケ作製バス・ヴィオラ・ダ・ガンバが登場。
12月26日に上野学園 石橋メモリアルホールで行われる≪募金演奏会V ヴィオラ・ダ・ガンバ リサイタル≫において、上野学園所蔵のバス・ガンバ、ヨアヒム・ティールケの名器(1695年製作)を使用することが急遽決定しました。
上野学園には、F.ミュンツェンベルガーのタンゲンテン・フリューゲルやP.ブレサンのリコーダー、T.ステインズビーJr.のフルート等、貴重な古楽器のコレクションがあり、学内の展示室で一般公開をしていますが、このティールケのバス・ガンバはそのコレクションの中でもひときわ優れた、名品中の名品です。
異色のプログラムにも、意欲がうかがわれます。アイルランド、スコットランド、フィンランド、そして韓国の民謡を題材にした作品が演奏されます。この機会に、ティールケの気品に満ちた、深く柔らかい響きを、ぜひともお聴き逃しのないように!