アーテイストプロフィール

美しく洗練されたスタイルによる、味わい深い表現を持ち味とし、豊かな色彩感覚と緻密な構成力をかねそなえた本格派ピアニスト。1971年東京生まれ。1990年パリ国立高等音楽院卒業。同年、ショパン国際コンクールにおいて、歴代の日本人として最年少入賞の快挙以来、人気実力ともに常に音楽界をリードするトップアーティストとして、確実に自己の道を歩みつづけ、大きな実りをもたらしている。
活動は、古典から近現代まで、独奏曲・室内楽・協奏曲すべての分野において、圧倒的な幅の広さをほこる。内外の一流オーケストラや著名アーティストとの共演も数多く深い信頼を得ており、現在は2010年に生誕200年を迎えるショパンのシリーズを各地で展開している。
最新CD「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」は各紙で絶賛され、これまでのアルバムは文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際Ｆ．リスト賞レコードグランプリ最優秀賞を受賞、さらに演奏活動に対しても新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞、モービル音楽賞奨励賞、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多くの賞を受賞。
近年、作曲家としても様々な作品を発表し、楽譜の校訂や単行本など執筆の分野でも示唆にとんだ著作を出版、また、エリザベト音楽大学客員教授として後進の指導にも意欲的にあたっている。