上野学園 石橋メモリアルホール ここに再び 楽興の時が刻まれる
ホール通信 ステージドア

06/18(金)
開館記念、木遣りの献納が行われました

2010年5月8日(土)に行われた「オープニング・ガラ・コンサートⅠ~新しい響きの森へ」では、
開演前に地元浅草より新門辰五郎(5代目)をお招きし、木遣り(きやり)の献納が行われました。

突然、響き渡る木遣り唄に、会場のお客様はびっくりされていました。
しかし、すぐにしなやかで力強い歌声に吸い込まれていらっしゃるご様子。
ホールに新しい息吹が吹き込まれ、いよいよ開館という独特の空気でみたされました。


演奏終了後の新門の頭のこぼれるような笑顔が忘れられません。
「お花が大好き!」という頭のリクエストで、お祝に頂戴したお花で埋め尽くされたエントランスでパチリ。



2010年5月8日献納演奏メンバー
江戸町火消し七代目 新門辰五郎(杉林仁一)
神谷清二
飯田靖久
蔵田信一 
杉林礼二郎


新門辰五郎(杉林仁一) プロフィール
1948年(昭和18年)4月30日生まれ。大岡越前守忠相(ただすけ)が享保5(1720)年に江戸に〈いろは四十八組〉の町火消しを設け、初代新門辰五郎が〈を組〉を率いた。当代は初代より七代目にあたり<と組>を率いている。「新門」の姓は浅草寺僧坊伝法院新門の門番に由来する。浅草神社宮頭で三社祭の宮出し・宮入の先頭に立ち、江戸浅草の伝統と心意気を現在につたえる。本日の纏(まとい)は、三番組の守る浅草周辺の印である二つ蛇の目の纏です。

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本番前、最後の打合せ中。
客席内を纏を華麗に振り掲げ、練り歩きます。
お祝の木遣り唄が披露され、水を打ったかのように会場が静かになりました。
木遣りがホール中に響き渡ります。
「いや~、気持ち良かったねぇ」と笑顔の皆様。
お花の香りに包まれて、「記念写真、お願いします!」
また木遣りを唄いにいらしてください!

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